レオナの競馬備忘録

主に地方競馬についてアウトプットしておくブログ

10月7日 2021年度大井競馬 2歳戦新馬考察

 

門別が落ち着いたので、映像も見やすい南関。

門別は能力試験のサーバーが安定しないこともあってね・・・

大井は本当に能力試験が分かりやすくて楽。

 

 

 5R 新馬(1600m)

 

1.ラブリーホライズン
能力試験タイムは9月10日に52.0秒(重)
1枠からもっさりスタートで中段から、前を見る形の追走で、4角ではしっかり砂被せ、残り300mで見せ鞭からの追い出し開始、エンジンかかってからはジリジリと伸ばしていって最後はキッチリと差し切って1着。強い。
ラブリーデイという血統で、母はメガクライト(母父アグネスタキオン

兄弟にサクステッド、フジノストロング、ヒートアップハートなど。

近親にはアルナスライン、ブラストワンピースなどがいる血統。

能検内容は素晴らしい。時計はそこまでではないが、鞭を使わずに見せ鞭だけで伸びたのが良い。

外厩でしっかり調整をされて送り出されてきた。

ノーザンファーム生産の社台オーナーズ馬で、一口価格は驚愕の70万円。

素質は間違いなくナンバーワン。

ノーザンファームの力に脱帽せよ。

 

2.ブルースカイラニ
能力試験タイムは6月11日に52.6秒(良)
3枠からもっさりスタートで中段、4角でしっかり砂被せからの外、鞭がビシビシ入ったが、ワンペースでギアはそこまで上がらずの2着入線。
ラニという血統で、母はジュエリークイーン(母父フサイチコンコルド

兄弟にホシルミエールなど。 

能検は良い。ワンペースで距離があったほうが良いのでこの距離は正解。

バテてはいなかったので、しぶとく伸びてくることが可能だと思われる。

調教は2歳としては超抜の数字で完璧に仕上がった。

抜けた数字なので、人気はするだろう。

ただ気性に問題がある血統らしく、そこにラニが入ったのがどうなるか。

今のところラニ産駒が問題を起こしたという話は聞いていないので、杞憂に終わればいいが。

 

3.ナザールボンジュ

能力試験タイムは9月22日に52.4秒(良)

4枠からもっさりスタートで後方へ、二の足が全然無い。スローの流れを4角で間から抜けてきて鞭が入ってからはソコソコの加速で2着。

コパノリッキーという血統で、母はカネトシパリッシュ(母父Tapit

兄弟にホッコータピタン、パリッシュブルー、ラブリーマカロンなど。

能検は普通。出遅れたが、直線の伸びは良かった。

調教は最後の一伸びが・・・?

キレ負けはしそうな脚の運びに見えた。

スタートが改善されているようなら圏内のチャンスはあるかもしれない。

能力試験からあまり間もないのでそこまで大きな上積みもなさそうだが。

 

4.ソウルフルワールド

能力試験タイムは9月10日に52.3秒(重)

6枠からまずまずのスタートで離れた番手追走、直線では持ったままで鞭は1発も使わずに3着入線。(1着はラブリーホライズン)

ストロングリターンという血統で、母はクラッシュオンユー(母父クロフネ

兄弟にグローリアスレゴンなど。グッドルッキングホースの系譜?この馬もカッコイイかも。

能検は普通。鞭のなんも入れてないので分からないのと、時計はそこまで評価できる部類ではない。追ってからは甘い可能性もある。

森だからと軽々に買える馬ではない。

山口ステーブル育成馬。

 

5.ラインウィンド

能力試験タイムは7月2日に54.1秒(不良)

2枠から好スタートでハナも控える形、直線は内をビシバシ終われたが全く加速せず終了4着。

ホッコータルマエという血統で、母はキスオブザビーナス(母父メイショウサムソン

兄弟にルージュキッスなど。

能検は悪い。不良とはいえ時計も悪すぎる。

能力試験パスしてから放牧に出していた模様。

間隔開いて動きは及第点にはなっているけど、素質的なところは疑問。

 

6.クラシックタイム

能力試験タイムは9月10日に52.7秒(重)

2枠からもっさりスタートで最後方へ、直線大外追われてからはまぁまぁの伸びで4着入線。

フリオーソという血統で、母はハマギク(母父Lawman)

能検は普通。追い出してからの伸びは悪くなかった。

ただ時計はあまり評価は出来ないので・・・

調教もラインウィンドに追い負けており、どこまで。

 

7.カワイイモモチャン

能力試験タイムは9月22日に53.9秒(良)

3枠から大出遅れ後方、直線は目いっぱい追われたが、前との差が広がる一方でブービー

アグネスデジタルという血統で、母はヴィヴィアン(母父ゼンノエルシド

兄弟にエーアイ、アルバスなど。

能検は悪い。追い切りもやってないし、まず叩き。

負け戦で良くなってることを願う。

 

8.スタッカートマーチ

能力試験タイムは8月20日51.2秒(やや重)

3枠から好スタートも内の2番手に控える形、直線は持ったままで軽く気合、併せ馬の形になり、最後は根性を見せて差し返す形での2着。

スマートファルコンという血統で、母はコウエイレディー(母父タニノギムレット

兄弟にレオハイスピード、ミンミンルフィーナなど。

能検は良い。時計も悪くないし、仕上がりも万全。

併せ馬で根性を見せたところも素晴らしい。

人気なければ紐で抑えたいところ。

 

9.ジンミラク

能力試験タイムは9月22日に52.1秒(良)

1枠から出遅れ気味、他もゲートが糞だったので3番手追走、直線では大外に持ち出してビシバシ追われたが、最後の伸び物足りずの2着。

パイロという血統で、母はバーバリアン(母父マンハッタンカフェ)の初仔。

能検は普通。追ってからの伸びがなかったのはあまり良くないし、出遅れのせいもあろうが、これでマイルが持つとは到底思えない内容。

上積みも大きくなさそうだし、前崩れで3着あるかなくらい。

 

見立て

勝ち負け

ラブリーホライズン

ソウルフルワールド、スタッカートマーチ

ブルースカイラニ、ジンミラク

消したい

ナザールボンジュ、ラインウィンド、クラシックタイム、カワイイモモチャン

 

AEI的にはラインウィンドは期待値があるので抑えて良い。

クラシックタイムも平均以上のフリオーソ産駒。

ジンミラクルもパイロは平均以上。

スタッカートマーチのスマートファルコンも平均以上。

 

正直人気になりそうな馬のほうが不安だが、

ラブリーホライズンは不振のラブリーデイ産駒とはいえ天下のノーザン。

どう考えても軸はこれしかない。

 

完全消しとなるとナザールボンジュとカワイイモモチャンくらいか。

この辺は期待値もなさそう。

他の7頭は圏内という意味で考えるとなかなか切るのは難しい。