レオナの競馬備忘録

主に地方競馬についてアウトプットしておくブログ

怪物候補への過度な期待はやめておけ

怪物候補、着差をつけて勝てばみんなが囃し立てる。

「これは怪物だ!」

いや、その期待を持つのはわかる。

俺も期待はしてる。

ただ過度な期待、持ち上げはその馬が負けた時にダメージがでかい。

 

色々早熟ですぐ枯れた馬が多いので俺は覚えてるが、

枚挙に暇がないので、今は現役馬について俺の所見を述べる。

 

ママママカロニ

まずこれは現在の2歳では中央でも通用するレベルの馬で地方短距離最強。

南関トップレベルの相手を回して勝利した前走ゴールドジュニアは圧巻だった。

ただケチがつくなら時計に関して、あの日の大井は2秒くらいいつもより速いというイカれた馬場だったため、時計を鵜呑みにして歴代の怪物と比較するのはまだ早い。

ただこのままいけばアピアみたいな感じで優駿スプリントまで1.1倍で駆け抜けるくらいはできるだろう。

この馬に関しては信者が凄まじく、凱旋門だとか(冗談だとは思うが)中央の芝G1で!とかの声も散見される。

このレベルなら数年に1度は出るレベルだからみんなまず落ち着け。

 

ランディスシティ

相当な期待感を持たれているが、レイズアネイティヴ系という日本ではかなりマイナーな血統。

新馬戦もイカれた時計の馬場で出した1.29.5は同日の他のレースを見ても遅い。

相手が弱すぎてペースが遅かったためにこの時計になってしまったが、

今日の相手はあんな前半ラップにはならず、急激なペースの違いに戸惑ってかなり後方からになってしまうのではないか?という懸念もある。

この相手なら楽に勝ってもらわないと前評判と違ってしまうので頑張っては欲しいが、

同じクラブのエースストライカーも2戦目で大敗していることから、

クラブ会員のために初戦は絶対勝ちを厳命されるレース選びにはなっていただろう。

今日も勝ち戦とはいえメンバーが揃わないと見ての登録かもしれない。

真価の問われる一戦。

 

 

この2頭に共通するのは山口ステーブルということ。

山口ステーブルを見続けて思っているが、ここの馬は2歳から3歳の前半までのかなりの早仕上げの馬が多く、3歳クラシックが始まるとほぼ枯れてしまうことが多い。

ダービーで穴開けたりすることもあるが、そこからは厳しめ。

いつもは中央で1勝上げたのは送り込んでくるけど、今年はそのへんも遅れていてどうなるのか。

個人的には3歳になるまでは楽しめると思うが、本格的に門別から素質馬が襲来するとおそらく一変するだろう。