レオナの競馬備忘録

主に地方競馬についてアウトプットしておくブログ

地方競馬がインチーになるメカニズムとは

このところの地方競馬基本的にイン追走や逃げ有利なところが多く、

外追走すると脚が削られて、よほど強い馬でないと垂れてしまうようなレースが散見されます。

なぜこうなってしまうのかを考えます。

 

  • インチーがちになる競馬場

  現状は南関だと川崎、船橋あたりは露骨にイン良く、岩手は水沢、盛岡もおそらく。あとは金沢、園田、姫路、高知もインが良いです。

 

  • 結局なんでインが良い?

  理由としては、おそらくが調教によるものです。昔の金沢競馬もインがベルトコンベヤーと揶揄されるほどでしたが、その理由は、日々の調教によって砂が細かくなり、その部分だけが異様に軽くなるというものでした。

  普段の調教でイン沿いが酷使され、砂の粒子が細かくなることで、いくらハローがけして砂の高さを調整しても、粒子が細かいことで軽くなり、レースになると負荷が少なくなるという理屈です。

  中央競馬は競馬場で調教は行わないので、こういったことはありませんが、地方はほとんどが競馬場で追い切り等行いますので、砂を入れ替えたり、大きく砂の盛り方を変えない限りはこういった状況が続くと考えられます。

  砂の入れ替え、足す、等の情報は注視すべきで、大きく馬場が変わる余地があります。台風の前など砂が流れることが想定される場合は、アナウンスなく砂を盛るケースもあります。

 

  • 素直に内を通す、馬、騎手を買え

  もう仕方ないですよね。砂被って後退する馬もいるので、一概には言えませんが、やはり馬場の偏りというものはいかんともしがたいです。理屈を知れば、逆らう理由はあまりないのではと思います。外でスムーズにストライド伸ばせたとして、道中の負荷が大きければそれだけ最後の伸びに影響します。やはり地方は馬場から考えたほうが良いでしょう。

 

  ばんえい競馬も冬季休みで走路を調整していましたが、おそらく冬季の調教で外か内かは酷使されているはずです。基本的に内が使われるので、開幕は内がかなり軽い傾向がありますので、ばんえい4月開幕の折には是非とも内枠から狙ってみてください。

  今年は4月19日から開幕です。