レオナの競馬備忘録

主に地方競馬についてアウトプットしておくブログ

ひまわり賞 2021年8月28日 所見

毎年恒例九州産馬のダービー。

地方競馬勢はマイナー愛が強いので、

大体こういうレースに思い入れがある。

例年カチカチなので典型的銀行レースになりがちだが、

今年は結構配当妙味も?

 

 ※各馬見解の順番はてきとーです。

 

5シュンメキラリ

エイシンフラッシュのなんちゃって九州産馬

新馬戦は超高速馬場で前が止まらない状況の中で楽楽の逃げ切り。

かなり余力があったが、前半34.5でいったところ、かなり道中は余裕だったはず。

単騎放牧を挟んで調整は順調。

強い追い切りをやっていないことから、単騎放牧で完全に仕上げた感じが濃厚。

初戦楽しすぎているが、上積みとまだ余力があったところをどこまで評価するか。

正直ことこのレースで単勝1倍台だと過剰評価されているようには感じる。

 

1コウユーキレカ

デビューは中京で掲示板。

九州産以外で揉まれていたことから、2戦目の未勝利では1番人気となったが、

前半33.5の超ハイペースに巻き込まれ終了。

3戦目も似たような感じで力を出せず。

上がりが使えない馬っぽいので展開次第になるが、

もしスローになるなら残り目はある。

ここ2走はかなり展開に恵まれていない。

 

6ヒノクニ

デビューは府中でブービー

コウユーキレカのように九州産以外で揉まれていたことから、

2戦目の未勝利では穴人気し、ハイペースのレースを上がり2位で追い込んだが4着。

3戦目ではこれまたハイペースで展開向いての2着。

ここ2走はかなり展開に恵まれた感もあるが、

またハイペースになるなら上がりを使える分有力。

ただ馬の実力以上には人気してしまいそうで、馬券的妙味はない。

 

9カッコヨカ

デビューは5シュンメキラリの2着。

2戦目はハイペースで展開向いたところの3着。

小柄だが九州産としては安定した時計で走れる優等生だったが、

前走は前で競り合ってハイペースになってしまい共倒れに。

今回は平均で流れれば有力の1頭。

この馬の最大の魅力は、物差しとして使える良いところで、

シュンメキラリに完全に負けていることから、

よほどのハイペースにならない限りは、

シュンメキラリよりは上の着順になることはないとほぼ断言できるのが魅力。

この馬を物差しとすると、かなり馬券構築が楽になると思われる。

 

10.12キリシマコトブキ、カシノコマンド

デビューから3戦全て同じレース。

ほぼ差のない2頭なので展開ひとつなところ

前走はハイペースを前追走でしぶとかったのでなかなか強い内容。

双方オッズ次第だが抑えておきたい2頭。

 

13イールテソーロ

デビューは福島で減量騎手を背に3着。

高速馬場で前半35.0、減量ならまぁ残るわなというところだが、

相手が九州産になるとこれは別に弱いとまで断じることはできない。

なので2戦目の未勝利では断然の1番人気となったが、ハイペースの前受けで終了。

ただ同じくらいきつかったはずの10と12に先着を許していることから、

そこまで抜けて強かったとまでは言えないところ。

今回人気しまくるようなら馬券的妙味はないだろう。

当然弱くはないと思うが。

 

見立て

◎シュンメキラリ

結局シュンメキラリ。

前走余力あったことから、逃げなくても競馬はできるはずで

自然体で行き、直線弾けることは出来るとは思う。

馬券的な軸としての信頼性は高い。

ただ勝てるかどうかということは別で、

かなりハイペースになってしまったりすると正直分からないというのが結論。

他よりプラス2キロの斤量もなかなか・・・

とはいえ短期放牧して調整できる時間的なアドバンテージ。

使い詰めになりやすい九州産馬としてはこれ以上ない調整はできているはずで。

 

あとの馬は馬券的にはドングリで展開次第の馬が多い印象。

正直読めないところ。

カシノプルタオルネとかも出遅れがなく、かつハイなら間に合う可能性もあろう。