はじめに
継続して行うものではない単発検証なのと、素人の主観的な部分もかなり入っているので、過剰に信じすぎるのはやめてください。
そもそもAEIとは
アーニングインデックス(Average Earnings Index)とは、競馬において種牡馬の成績を表す指標の1つで、種牡馬ごとの産駒の平均収得賞金額の大小を表す。略してAEI、またはEIとも記述される。
全競走における競走馬1頭あたりの収得賞金に対する、ある種牡馬の産駒1頭あたりの収得賞金の比率をあらわしたもので、以下の数式で表される。
（産駒の総収得賞金） （全出走馬収得賞金） ────────── ÷ ────────── （産駒の出走頭数） （総出走頭数） 1が平均値となり、1より大きい場合は産駒1頭あたりの獲得賞金が平均より多く、1より小さい場合は産駒1頭あたりの獲得賞金が平均より少ないことを表している。種牡馬リーディングは出走産駒の総獲得賞金で順位が決まるため、産駒が多いほど有利になるが、アーニングインデックスは産駒の平均の質を評価するものである。（wikipediaより引用）
勝利数ではなく賞金で見るので、リーディングよりも正確に産駒の質を評価できることができる指標です。
AEIについて調べることができるサイト
こちらのランキング、から調べることができます。
AEIに関わらず地方中央合わせた様々なデータが無料で提供されています。
世界広しと言えども、これだけのデータを無料で公開してくれているのは日本だけです。
日本に産まれたことを感謝して使わせていただきましょう。
またJBISから取得したデータを自由公開することは禁止されているので、
全てデータへのリンクを張っております。ご自身でご確認ください。
今年の2歳のAEIランキング（ダート）12月4日現在
てなわけでこちらが12月4日現在の2歳AEIのダートランキングです。
頭数が少ないものは1頭のみで数値を出しているのであまり信憑性はないので、
今回は複数頭出走していてかつ1以上の馬を探してみましょう。
なお平均点1以上だと狙いまではいけないので、今回は私の手間省略のため1.5以上、
つまり平均の1.5倍の指標の馬からランキングを出します。
1.5以上なら見かけたら即買いレベル。
AEI1.50~1.99
平均の1.5倍以上2倍未満成績の種牡馬たち（デビュー2頭以上）
- ドゥラメンテ(1.55)実はダートもそこそこやるみたいです。
- ドレフォン(1.57) 勝ちきれていないが圏内にしれっと入る馬多数。
- モーリス(1.64)平場で安定。
- キンシャサノキセキ(1.68)ほぼ平場のみでこの数字なのだから優秀。
- パイロ(1.78) 重賞での引き上げもあるが安定はしてる。下級条件で。
- マインドユアビスケッツ(1.80)ﾏﾙｶﾗﾋﾟｯﾄﾞが代表でがんばっている。ソコソコ。
- ホッコータルマエ(1.80) ｺﾞﾗｲｺｳによる引き上げ。平場でも。
- シャンハイボビー(1.81)重賞で引きあがっているのであまり･･･
- Speightstown(1.95)頭数少ないが素晴らしい。人気しそうだけど･･･
AEI2.00～
平均の2倍以上の成績の馬たち（デビュー2頭以上）
- Mendellssohn(2.06) 見慣れない種牡馬だが覚えておいて損はない。
- ハタノヴァンクール(2.19)頭数少ないが抜群の安定感。下級条件なら。
- カリフォルニアクローム(2.39)マル外が活躍中
- マリブムーン(2.39)同上
- トランセンド(2.40)お宝馬になりそう。指標上はベタ買いＯＫ。
- Justify(2.44)アメファラと違ってやはりダートでこそ
- ヘニーヒューズ(2.45)説明不要、人気しそうなのが玉に瑕だが･･･
- Gun Runner(2.59)少ない頭数から活躍中
- Into Mischief(4.81)ｻﾄﾉﾐｽﾁｰﾌが頑張っている。印象以上に走る。
- ヴィットリオドーロ(5.24)ｵﾏﾂﾘｵﾄｺが引き上げた数字。しかももう種牡馬じゃない。
あとがき
データは降順なので下にいくほどよくなっていきます。
目視で除外した馬もいます（クラグオーなど）
イントゥミスチフが素晴らしい成績
なかなか日本ではお目にかかれないですが、ベタ買いでしょう。
トランセンドが意外な結果に、これもほぼベタ買い案件といえるでしょう。
