現在地方競馬バブルと言われており、
中央競馬よりも伸びは地方のほうがあるのではと言われています。
色々な要因があり、競馬をやり始める人は増えていると感じておりますし、
昔やっていた人が、現在の状況になったことで再開するなども起きているでしょう。
そんな中で、年々馬券シェアも変わっております。
そこから今馬券購入者は何を考えているか考えたいと思います。
あくまで私の主観であり、私の目線というバイアスがかかっております。
それだけはご了承ください。エビデンスもないです。
- 馬券シェアの変化
- 逃げ腰の馬券購入者達
- なぜ当てやすい馬券のシェアが上がっているのか
- 馬券の平均配当は減少傾向にある
- 中穴を狙う馬券購入者達
- 過剰人気する中穴
- 結論:中穴過剰人気状態の今、どのように戦うか
馬券シェアの変化
データは割愛しますが、馬券シェアは年々変化しています。
シェアが変化するということは、何かが増えて、何かが減っています。
中央のデータがしっかりしているので、それを踏まえて簡潔にまとめると。
太字は大きく増やした、減らしたものになります。
これから見えてくるものは、もうお判りでしょう。
比較的簡単な馬券、リスクが低い、当てやすい馬券のシェアが増加し、
難しい馬券に関してはシェアを減らしています。
逃げ腰の馬券購入者達
着順をきちんと当てないといけない3連単もそうですが、
馬単に関しては著しくシェアが減っています。
控除率が低い(75%)というものありますが、単純に難しいからでしょう。
とりあえず当てたい。的中したいという購入者が増えていることが分かります。
なぜ当てやすい馬券のシェアが上がっているのか
それは単純に新規参加者が増えている。
というところにあると考えます。
ずっと売り上げは右肩上がりです。
もちろん一番売れていた時期にはまだ遠く及びませんが…
それに付随して当然参加者も増加しており、
平成23年から令和1年までで約15%増加しています。
馬券の平均配当は減少傾向にある
JRA-VANでも言及されていますが、
馬券の配当は基本的に年々減少傾向にあります。
昔よりは全然つかなくなった!のは間違いないです。
単純にインターネットの普及により、
誰でも一定レベルの予想ができるようになったことが大きいでしょう。
本命カチカチが多発。
多少荒れても思ったよりつかないというケースが増えています。
中穴を狙う馬券購入者達
カチカチを当てても回収率は良くならない。
というのは大多数の人が分かることで、
そうなると少し穴を狙いたくなるのが人情。
ワイド3連複で穴を絡めて~なんていう人が多いでしょう。
この人口が増えているために、
中穴が美味しくないという状況が発生してしまっているのです。
過剰人気する中穴
AIの投票も拍車をかけています。
妙味があると思われる部分に締め切り直前に大量投票がなされ、
いざ配当が出たときはタダ下がりというありさま。
無理筋ではなく、展開次第で可能性がある中穴は、
みんな同じ考えとなり、全く美味しくなくなっているのです。
例:人気馬から中穴へのワイドor3連複
結論:中穴過剰人気状態の今、どのように戦うか
パリミチュエル方式の日本のギャンブルでは、
人と人との金の奪い合いです。
胴元と戦うわけではありません。
画面の前のあなたも私の敵です。
中穴が過剰人気する以上、本命か大穴を狙うしかないでしょう。
2つに1つです。
しかし結論は出ていますね。
本命を買い続けても競馬は勝てません。
出遅れ、ペース、馬場、体調、本命すらあっけなく負けることだらけです。
大穴を狙うしか勝ち筋はない。
と言っても過言ではないでしょう。
中穴は最早穴でもなんでもありません。
美味しくないということを理解すべきです。
大穴の複勝、3連複なら大穴を2列目、ワイドなら大穴から。
色々やり方はあると思いますが、穴っぽい穴はみんな買います。
それよりも1つ下を見るべきでしょう。
補足:大穴を狙うべきレース
- データの少ない2歳戦
- 本命馬が差し追い込み
- 馬場傾向が異常な日
- ハンデ戦
1はAI対策として有効、2走目の変わり身まではAIも読めないし、
その辺の変わり身を察知できたら、多少の穴ならそこまで配当は落ちないでしょう。
2は昔から言われていますが、競馬は前有利なので、人気馬が後方の場合、
スローになったら飛ぶ可能性が高くなります。
3は言葉では難しいのですが、差ししか届かないとか、内枠壊滅のような日がたまにあると思います。そういう日はどんな強い馬でも沈む危険性があるので、大穴を狙うべきです。
4は言わずもがなだと思いますが、ハンデ戦のほうがオッズもばらけて、どの馬にも可能性があるということも多いですから、無理筋という馬が少なく、現実的なラインでの高配当狙いができると思います。