待ちに待った門別開催が始まりました。
本日は1日目を終えた感想と、2日目の今日に向けての展望をつらつらと書きたいと思います。
まずはレース振り返りから。
さらっと書くのと、個人の感想です。
1レース
能力試験から上積みがあると思われたルシアンヒルが人気したが、
テンでスピードに乗っていけたが、終盤失速してしまった。
能力試験が1000mだったので、実質距離延長も影響したか。
残り1ハロンで露骨に止まった。
勝ったのは実績馬バルーンドロップで、後ろにいたナウシカオジョーなどが展開利を生かして着内。
時計はかなりかかった印象。
馬場なのか、やはり休み明けの影響が強いのか。
おそらく後者。
初出走馬で能力試験の上積みがあると考えすぎてもいけないか?
2レース
冬場は大井で使われてきたダンスポケットが順当勝ち
逃げたゴールデンイーグルも本場で長目を追われた調教で状態は良かった模様。
ここで、坂路のみよりも、本場で長目に追われて息を作っている馬が活躍するのでは?
と思うように。
3レース
冬場は大井で使われてきたロバートが順当勝ち。
やはり冬場使われてきた馬は息の持ちが違う印象。
3着のアースジェロディも本場を長目に追われていた。
4レース
元中央の良血サターンが圧勝。
カンタービレの全弟だしモノが違ったか。
3着クールギブスは内を上手く立ち回った印象。
外を回す距離ロスは休み明け馬には厳しいのか?
5レース
注目の日本一早い新馬戦。
期待の1頭ピーチリキュールが好スタートで逃げ、番手にリターンギフトの展開。
直線でリターンギフトが交わしてそのままと思いきや、出遅れで後方からだった角川厩舎ミッドナイトクロスが猛然とインを追い込んで1着。
角川厩舎の調整力もあるが、インも伸びる馬場でありそうな感じ。
とはいえ角川厩舎は能力試験後にキッチリ仕上げるので、能力試験はアテにしてはいけないと実感。
リターンギフトは能力試験の時よりも10キロ以上減らしていたのが敗因な気もする。
4着のミステリーパワーもなかなか良い伸び。
次走のアタックチャレンジでは有力か。
6レース
かなりどんぐりのメンバーだった印象。
冬場使われていた馬は5頭いたが、3頭が掲示板まで入った。
やはり使われているアドバンテージは大きい。
7レース
1番人気マリーナワンが逃げたが、最後ミステリーハンターに差されてしまった。
ミステリーハンターも本場長目を追われた調教の馬。
息の持ちが勝敗を分けたか。
3着アースルナは持ち時計から比べると人気なさ過ぎた印象。
騎手の成績で過小評価された模様。
8レース
冬場使われていたビービーガニアンが逃げ切って勝利。
パドック解説高倉神も言っていたが、3冠に挑むかどうかで馬の出来が違ったレース。
門別は3冠をとると2000万円のボーナスが貰えるので(去年リンゾウチャネルが初獲得)このレースで仕上げてもという感じではあったであろう。
今後も3歳特別はあるだろうが、3冠を挑む馬にとっては調整過程に過ぎないので、
馬の強さだけで予想してはいけないことは多い。
9レース
最低人気アンクレクテュエルが最後方からぶち抜いて一着の大波乱。
前が飛ばしすぎたために、漁夫の利的なものもあった。
とはいえアンクレクテュエルは新聞では印もあり、3~4番人気想定であったし、
過小人気だったのは否めない。
マイウェイカイはハイラップで逃げる馬だっただけに、ついていった馬は全部止まってしまった。
休み明けの馬ばかりなら当たり前の話ではあるが・・・
10レース
冬場使われていたライズイーグルが逃げ切って勝利。
2着は本場を長目に追われていたペンタス。
あれ?もうだんだん門別開幕シリーズわかってきたんじゃないですか?
11レース(メイン)
1番人気ブレイキングバッドを番手追走したバンカブルスターが楽勝。
バンカブルスターは門別1700m連対率10割で2勝2着6回。
ブレイキングバッドは3冠に挑むためには、門別既走馬ではいけなかったために
完全なる叩きでの出走。
山口ステーブルのツイッターでもそのような発言があり、見ていた人間としてはラッキーであった。
今日門別メインで
— 山口ステーブル (@yamaguchistable) April 15, 2020
ブレイキングバッドが復帰
北斗杯を使うには門別既走馬でないとダメて事でここに
骨折部位は予後全然良かったけど
いかんせん三本足りない
みなさん馬券は自己責任で
2着のヤマニンフライハイは開幕シリーズに滅法強い馬で、長期休み明けの馬券外はないという馬なだけに、美味しい馬券であった。
門別開幕シリーズまとめ
1.冬場使われてきた馬はアドバンテージが大きい。
2.調教で本場を長目に追われている馬が狙い目。
3.インも伸びる。
以上です。
皆様良い門別ライフを!